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ERCとは?イーサリアムのトークン規格の全種類をわかりやすく解説!

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目次

ブロックチェーンゲームには欠かせないアセット。アセットの特徴を決めるイーサリアムのトークン規格であるERCについて解説!

ERCとは?

そもそもERCとは

ERCとは、Ethereum Request For Commentsの略称であり、イーサリアムにおける技術仕様を文章化したものを指します。ERCの後には番号が続きますが、この番号はGithubで提案された順番を示しています。つまり、ERC20なら20番目、ERC721なら721番目に提案されたものとなります。ERCのメリットとしては、技術仕様が標準化されることで、技術発展のスピードが加速することが挙げられます。

各ERCについて

ERC20とは?その特徴

ERC20とは

イーサリアムブロックチェーンを活用し、新たなサービスを開発する際には、ブロックチェーン上に独自のトークンを発行しますが、その代表的な規格の一つが「ERC20」です

ERC20を使っているdapps紹介

ERC20を使っているdappsの例としては、OmiseGo、Augar、Bancorなどが挙げられます。

ERC223とは?その特徴

ERC223とは

ERC223は、トークンを受け取れない送り先を指定した場合、送り主にトークンを戻す機能を備えています。この機能により、誰も動かせなくなる「ゾンビトークン」が生まれない設計になっています。

ERC223を使っているdapps紹介

ERC223を使っているdappsの例としては、NANJ COINが挙げられます。

ERC621とは?その特徴

ERC621とは

ERC621とは、RFT(Re-FungibleToken)とも呼ばれ、トークンの供給量を自在に増加・減少させることができる機能を備えています。絵や楽曲などの著作権をもつアセットの運用に適している規格です。著作権を侵害せずに、アセットの閲覧が可能になります。

ERC621を使っているdapps紹介

ERC621を使っているDappsとしては、Hash Rushが挙げられます。

ERC721とは?その特徴

ERC721とは

ERC721は、ERC20と後方互換性を持ちつつ、NFT(Non-Fungible Token = 代替不可能なトークン)の特徴を備えています。ERC20では、通貨のように代替可能な要素をトークン化していましたが、ERC721では、各トークンがその所有者の名前などの固有なデータを含ませることができるようになった点が画期的とされています。

ERC721を使っているdapps紹介

ERC721が使われた例として、Crypto Kitties(クリプトキティーズ)やイーサエモンが挙げられます。

ERC777とは?その特徴

ERC777とは

ERC777は、スマートコントラクトの実行を通じて、トークンの移動をプログラムすることができる規格です。ERC20の改良版であり、ERC-223と下位互換性がある規格です。ERC-223よりも多くのトランザクション量を処理できることに特徴があります。

ERC777を使っているdapps紹介

現状、ERC777を採用しているメジャーなdappsは存在しません。

ERC864とは?その特徴

ERC864とは

ERC864は、Non-Fungible TokenであるERC721を分割所有することができる規格です。

ERC864を使っているdapps紹介

現状、ERC864を採用しているメジャーなdappsは存在しません。

ERC884とは?その特徴

ERC884とは

ERC884は、デラウェア州の会社法に基づいて設立された法人に準拠したトークンです。株式をトークン化するための規格であり、デラウェア州において、資金調達をブロックチェーン上で実施することが可能となります。

ERC884を使っているdapps紹介

現状、ERC884を採用しているメジャーなdappsは存在しません。

ERC948とは?その特徴

ERC948とは

ERC948は、イーサリアムでサブスクリプリョンの課金モデルを実現するための規格です。

ERC948を使っているdapps紹介

現状、ERC948を採用しているメジャーなdappsは存在しません。

ERC998とは?その特徴

ERC998とは

ERC998は、複数のERC20やERC721のセットされた規格のことを指します。例えば、ERC721に準拠したトークンが採用されているCryptoKittiesの「猫A」と「猫B」は通常は別々に送る必要がありますが、「猫Aと猫B」を一つのトークンにして送ることができます。

ERC998を使っているdapps紹介

ERC998を使っているdappsの例としては、Axie Infinityが挙げられます。

ERC1068とは?その特徴

ERC1068とは

ERC1068は、クラウドファンディングをはじめとする資金調達のための規格です。

ERC1068を使っているdapps紹介

ERC1068を使っているdappsの例としては、ETHLendが挙げられます。

ERC1070とは?その特徴

ERC1070とは

ERC1070は、Standard Bountiesとも言われており、ERC20トークンまたはETHで支払いを行うイーサリアムに関する特典(奨励金)を発行するための標準契約、及びインターフェースです。

ERC1070を使っているdapps紹介

現状、ERC1070を採用しているメジャーなdappsは存在しません。

ERC1155とは?その特徴

ERC1155とは

ERC1155は、FungibleToken(代替可能トークン)とNon-FungibleToken(代替不可能トークン)の双方の性質を組み込んだハイブリッドな規格です。トランザクションの回数を減らす事で、コストを軽減することが可能であり、一度のトランザクションで複数のデジタルアイテムをまとめて送信することや、複数の相手にデジタルアイテムを送信することができます。

ERC1155を使っているdapps紹介

ERC1155を使っているdappsの例としては、Enjinが挙げられます。

ERCについてまとめ

ERC20によって、イーサリアムブロックチェーン上で独自トークンを発行することができるようになり、ICOの流れが生まれました。ERCという規格の登場によって、ブロックチェーンの世界は飛躍的な進化を遂げたと言えるでしょう。

本記事で見てきたように、ERC自体は様々な改良版がリリースされ続けている状況であり、今後も優れた規格がどんどん出てくると思われます。

ERCの未来を考える上で、今後の懸念点として挙げられるのは、イーサリアム自体のスケーラビリティ問題でしょう。ERCはイーサリアムに準拠した規格であり、そもそもイーサリアムが抱える課題が解決されなければ、どれだけERCの規格自体が進化しようと、使い道は限定的なものとなります。