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仮想通貨XP(エックスピー)とは?特徴や将来性、問題点を徹底解説!

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ゲームの経験値をリアルに反映した仮想通貨XPについて、概要と特徴、その将来性を解説していきます。

仮想通貨XP(エックスピー)とは?

XPとは2018年8月に利用が開始されたゲームの経験値がリアルに反映された仮想通貨です。主にゲームのプレイ時間やダンジョンのクリアなどゲーム内でのユーザーの活動に応じて、その報酬としてXPが与えられる仕組みとなっています。

XP(エックスピー)の理念

XPは人生の価値はお金や年齢では測れないと考え、その人の経験こそが価値あるものだとしています。また、その人の経験をXPを用いて価値化し、さらにその経験を分散・共有することで人生をより良いものにすることができるという理念を掲げています。

具体的には、ブロックチェーンの技術を使い経験を分散型台帳に記録・管理することで、同じ経験をした人や、それらの経験を必要としている人を結びつけることで新たなコミニティの創出を行うことで人生をより豊かにできるということです。

4つの市場のインセンティブとして

XPはゲーム市場、観光市場、エンターテイメント市場、ソーシャルメディア市場の4つの市場で、ユーザーの経験に対してXPを報酬として支払うことで、XPがこれらの市場をまたぐ共通のインセンティブとして機能することを目標としています。これによって4つの異なる市場におけるユーザーの活動をXPという単一のインセンティブで統一することができ、さらなる顧客体験の向上を実現できます。

XP(エックスピー)がもらえるゲーミングプラットフォーム

XPをゲームのプレイ時間に応じて報酬として受け取ることができる「XP Rewards(エックスピー・リワーズ)」が現在稼働しています。「Steam」と「Xbox」の2つのプラットフォームが現在対応しており、3時間のプレイごとにXPが付与される仕組みとなっています。

XP Rewardsの公式サイトはこちら!

Steam(スチーム)

Steamはアメリカの「Valve Corporation(バルブ・コーポレーション)」によって運営されているオンラインゲームやハードウェア、映画やアニメなどのデジタルコンテンツを販売するプラットフォームです。オンラインゲームでは数千以上のタイトルを取り扱っており、ユーザーは1度ゲームを購入すれば、端末を問わず複数のパソコンでそのゲームをプレイすることができます。現在販売されているすべてのゲームでXPを報酬としてもらうことができます。

Steamの公式サイトはこちら!

Xbox(エックスボックス)

Xboxはアメリカのソフトウェア開発会社である「Microsoft(マイクロソフト)」によって開発された家庭用ゲーム機です。発売時はXboxのハードウェアを使わなければゲームをプレイできませんでしたが、Microsoft社がWindows8の提供と合わせてパソコンでもXboxのゲームをプレイすることができるようにしたことで、デバイスを問わず楽しめるようになりました。XP Rewadsに登録しXboxのゲームをプレイすることでXPを報酬として受け取ることができます。

Xboxの公式サイトはこちら!

XP(エックスピー)の特徴「XP Pentanode System(エックスピーペンタノードシステム)」

XPのコミュニティ内では、XPの総発行枚数の多さと開発者によるXPの大量保有がかねてから問題視されていました。XPではこの問題への解決策として「XP Pentanode System」というシステムの導入を行っています。XPでは「Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)」という保有率に応じて採掘難易度が変わるマイニング方式を採用しています。通常、この方式には保有率が少なければ51%攻撃などのハッキングを行えないというセキュリティを向上させる目的があります。これに対して「XP Pentanode System」では「The XP Foundation Mothernode」を基軸とした、その他5つのタイプのノードを活用することで、単純なネットワークのセキュリティ向上だけでなく、ステーキングされたXPトークンのバーンやトランザクションへの制約を行うことで、保有率の公平な分散化も実現することができます。

XP Masternodes(エックスピーマスターノード)

XP Masternodesは5,000万XPを保有していることがノードを立てる条件となっています。ノードが有効になってから1時間ごとに2,800XPがステーキング報酬として支払われる仕組みとなっており、5,000万XPでXP Masternodesを立てた場合には、年間で約50%のステーキング報酬を得ることができます。仮に5,000万XP以上を保有していたとしても報酬額は一定となっていることから、新しいノードの作成が促すことができ、報酬が一極集中しない仕組みを実現することができます。

XP Supernodes(エックスピースーパーノード)

XP Supernodesは10億XPを保有していることがノードを立てる条件となっています。年間のステーキング報酬は10億XPに対して約200%となる20億XPを受け取ることができますが、ノードコストとして支払った10億XPはバーン(焼却)されます。このため、XP Supernodesを立ててから利益を出すには半年以上の期間が必要となります。 また、XP Supernodesを取りやめるには申請から1週間の期間が必要となります。 XP Supernodesではこの2つの期間の制約により、大量保有者の一斉の売り抜けによる価格の暴落を防ぐ仕組みが構築されています。

XP Salesnodes(エックスピーセールスノード)

XPの普及のためには流動性を向上させるため、店舗やそれを経営する小売り業社などによる、ビジネスでのXP決済の導入が必要となります。XP Salesnodesはこうした店舗や小売り事業者向けのノードとなっており、XP決済の導入だけでなく、販売促進のためにステーキングされたXPを無償で配布することができたり、POS(販売時点情報管理)として使うことで収支管理も容易に行うことができます。特徴として、XP Masternodesは分割や売却することができますが、XP Salesnodesは分割も売却もできません。また、XP Salesnodesのステーキング報酬を販売促進のためのXPノードの無性配布に利用することができますが、ノードコストの150%までと上限が定められています。これにより、非活動的なXP Salesnodesがステーキングし続け報酬を得ることを防ぐことができます。また、XP Salesnodesを辞める場合はそのノードが保有しているすべてのXPがバーンされる仕組みとなっており、価格コントロールの防止と総供給量の減少によってコミュニティにプラスに働きます。

実際のXP(エックスピー)の利用例

「Htet Oo」氏はミャンマーにて、象に乗って旅行をするツアー会社を経営しています。Htet Oo氏はXP Salesnodesを通してステーキング報酬を受け取ることができ、さらに顧客はFacebookやInstagramなどで旅行の様子を投稿・シェアすることでXPをインセンティブとして受け取ることができます。また、ツアーガイドとツアールートにおけるサービス提供者への料金の支払いも、XPのモバイルをウォレットを通して行います。これはXP Salesnodesによって自身の報酬増加、顧客満足度の向上を実現した利用例といえます。

Devnodes(デヴノード)

DevnodesはXPlayの開発者向けノードです。高水準のステーキング報酬を受け取れる一方で、平均して10日で報酬がバーンされる仕組みとなっています。これは開発者が報酬を蓄積することを防ぎ、開発したゲームの普及のため積極的にXPを無料配布することを目的としたものです。また、XPlayのAPIを通してのみDevnodesにアクセスできる仕組みとなっているため、開発と普及以外の用途ではXPが使えない仕組みとなっています。

実際のXP(エックスピー)の利用例

「Yaneli」氏は自身が開発した健康管理用のアプリケーションにDevnodesを利用しています。このアプリのユーザーは食事の計画などをアプリに入力することで報酬としてXPを受け取ることができます。これはDevnodesによってアプリケーションの利用促進と顧客満足度の向上が行える、開発者とユーザー双方に有益なものとなっています。

Geonodes(ジオノード)

GeonodesはXPユーザーが特定の場所を訪れた際に位置情報を認証するためのノードです。これによってユーザーの活動とXPを紐付けることができ、その活動に応じたXPが報酬として分配されます。たとえば、XPウォレットをダウンロードしたスマートフォンを持ってコンサートに参加すれば、その位置情報に基づいて演奏の鑑賞中にXPのプロモーションパートナーから自動でXPが報酬として分配されます。現在、XPウォレットはAndroidベースで開発されていますが、将来的にはiPhoneにも対応する予定となっており、これによって利用できるユーザーも増える予定となっています。

The XP Foundation Mothernode(ザ・エックスピーファンデイションマザーノード)

The XP Foundation Mothernodeは、XP Salesnodes、Geonodes、Devnodesの3つのノードの作成と、XP財団に返却されたステーキング報酬の決済をするためのノードです。すべての人がこのノードの監査を行うことができるため透明性が保たれており、返却された報酬は平均して30日でバーンされるので、XP財団による蓄財を防ぎ、コミュニティの公正な運営を実現します。

XP(エックスピー)の問題点・デメリット

フェーズの認証方法

オンラインゲームではインターネットを通してその活動を認識することができるので、XPの分配も容易に行うことができます。これに対して、実生活とXPネットワークを結びつけるGeonodesでは位置情報の判断基準しかありません。XPが目指す観光、エンターテイメント、ソーシャルメディアの市場はさまざまな要素が複雑に絡み合って成立しているため、活動の認証が難しく、フェーズごとの認証をどのように行っていくかがXPの課題となっています。このためにはXPの研究開発だけでは難しく、活動に関連するサービスやシステムとの連携や、ウェアラブル端末などIoT分野で活動認識を行うための技術的なイノベーションも必要となります。

流動性の向上

XPは価値の向上とXPの1ヶ所集中による価格操作を防ぐために流動性を向上させる必要があります。そのためにはオンラインと実生活でより多くの場所でXPが決済で使えるようになる必要があります。XPでの決済が可能となるECサイトや店舗を増やすためには、XP Salesnodesの普及とDevnodesを使った研究開発はもちろん、広報や宣伝にも力を入れていくことが求められます。また、これによって流動性が向上することでXPの1ヶ所集中による価格操作を防ぐこともできます。

XP(エックスピー)の将来、今後

学校教育に活用

XPでは学校教育における導入も構想に入れています。たとえば、小中学校などの義務教育のフェーズ、専門学校や大学などにおいて、コンスタントに出席し続けたり平均以上の成果を上げることで、その報酬としてXPを受け取ることができます。受け取ったXPは卒業後の活動や人生設計にも生かすことができます。

スポーツの各フェーズに

スポーツの分野では順位によって評価が決まりますが、XPでは個人のさまざまなスポーツへの参加率や習得度合いにフォーカスし、それに応じて順位だけにとらわれない価値尺度でXPを報酬として受け取ることができます。

平和維持活動に

ゴミ拾いなどの地域社会への貢献活動や、環境保全や貧困支援のプロジェクトへの参加、模範的な市民として生活することなど、世界の平和や社会にとってプラスになる活動に対してXPを報酬として活用することができます。

実店舗での決済に

XPを使ったXPpayという決済システムが日本国内でも導入されています。たとえば、東京都目黒区にある「EMPOLIO CAFE DINING(エンポリオカフェダイニング)」ではXPpayを使いXPで料金の支払いができ、割引を受けることもできます。また、個人事業のサービス決済としても使われています。こういったことからも、今後XPはさまざまな場所で決済通貨として使われる可能性も持っています。